形成外科
特色
形成外科は、体表で見える部位の変形、醜形,外傷を治療する外科です。
治療する疾患は多岐に及びます。当院では、下記の疾患の治療を行っています。
- 皮膚の腫瘍(ほくろなどの良性腫瘍から皮膚癌まで)切除しています。
- 手の外傷(手首から末梢の外傷や多指症などの先天異常)
- 乳癌術後の再建
- a.人工乳腺(インプラント)を用いた乳房の再建
- 自分の他の部位に傷をつけずに、再建します。2回の手術が必要であり、一度めはエキスパンダーと言う組織を拡大するシリコンでできた風船状のものを挿入します。エキスパンダー挿入後約6か月で人工乳腺を挿入する手術を行います。ただし、永続的ではなく約15年で入れ替えが必要です。
- b.背中の筋肉と皮膚を用いて再建
- 広背筋という筋肉と背中の皮膚で乳房を再建します。やわらかい乳房が再建でき永続的です。
- 眼瞼下垂
瞼を持ち上げる筋肉を、短縮して瞼が上がるようにする手術を行います。 - 上顎、下顎変形
いわゆる下顎の前突症や咬合異常を、顎の骨を口腔内から骨切りを行って、正常な咬合をおよび顔貌を得るための手術です。術前に十分に矯正歯科で治療を受けた後に行います。約2週間の入院が必要となります。
スタッフ紹介
氏名 | 役職 | 資格 |
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高木 正 | 部長 | 日本形成外科学会専門医 皮膚腫瘍外科分野指導医 |